ぷらこと果林とニジガクメンバー1
時系列的にはアニメの6話から9話くらい
ある日
果林「まずいわね。朝から練習なのに今日も迷ってしまったわ…」
果林はいつものように道に迷っていた。
果林「うーん…ここさっきも通ったような気がするわ。仕方ない、エマたちに助けをもとめようかしら。」
???「オレの…妻だ…ね。」
果林「なに!?いやあああ!!」
場面は変わって虹ヶ咲学園。
侑「果林さん遅いね。何かあったのかな。」
かすみ「どうせいつもみたいに道に迷ってるんじゃないですか?」
侑「それにしてもこんな遅いことあるかな…」
果林はどうやら待ちあわせの時間に大幅に遅れているようである。
歩夢「普通こんなに遅くなるなら一言連絡入れるはずなのに…」
エマ「!?果林ちゃんから電話!」
果林「助けて!エマ!みんな!」
エマ「どうしたの果林ちゃん!?何があったの!?」
果林「そ、それは詳しく言えないと言うか…何というか…と、とにかく場所を教えるから早く助けてにきて!」
エマ「切れちゃった…」
そのすぐ後果林から位置情報が送られてきた。
侑「何があったのかわからないけど、すぐ近くだしみんなで助けに行こう!」
こうしてメンバーたちは果林の元へ向かった。
侑「ここかな?なんかすごい声聞こえるけどなんだろ。」
果林「あ!みんな私はここよ!」
侑「果林さん今行きます!」
果林「助けてぇー…」
???「セェーークス!セェーーックス!セックスセックス!!セックスさせてくれ果林!!」
侑「え…これは」
果林「…私が聞きたいわよ。」
侑たちの目の前で、全裸の男が果林の足にしがみつき、卑猥な言葉を連呼するというふざけた光景が広がっていた。
璃奈「璃奈ちゃんボード『興味津々』!」
愛「はいはーい!りなりーは愛さんと一緒に向こうで待ってよーか。」
侑「愛ちゃんナイス!純粋な璃奈ちゃんにこんなところ見せるわけにはいかないからね!」
しずく「私達も向こうに行ってますね。ほらかすみさん行くよ。」
かすみ「え!?なんで私まで!?面白そうだから見たいのにー!」
侑「とりあえず一年生たちは向こうに行ったね。これはどういうことか説明してくれますか?」
果林「私もよくわからないんだけど…」
どうやら道に迷った果林の目の前に突然現れこうなったらしい
侑「とりあえず名前を聞こうか?名前はなんていうんですか?」
ぷらこ「俺はぷらこ!果林の夫だね!」
謎の男はぷらこという名前だそうだ。
彼方「えーっ!?果林ちゃん結婚してたの!?」
果林「違うわよ!こいつが勝手に言ってるだけよ!」
ぷらこ「ちがーう!!俺たちは結婚してるんだ!!だから好きにセックスして当然だろうが!!それを要求してなにが悪い!!セーーックス!!」
果林「き、気持ち悪い!勝手にそういうこと言わないでよ!てか足に顔擦り寄せないで!」
ぷらこ「ん、んーーーーンん!なんて擦り心地のいい柔らかな肌!こうやってるだけで幸せだなぁ。」
果林「エ、エマァ〜(泣)」
エマ「果林ちゃんすぐ助けるからね!少しの辛抱だよ。気持ち悪いから警察に連絡するね!」
果林「エ、エマ警察は!」
ぷらこ「警察!?うわあああ!!」
ぷらこと名乗る男は警察という言葉を聞いた瞬間にさっきまでの発狂を超える発狂見せた。
ぷらこ「うわあああ!警察やだ!訴訟ヤダあああ!!」
そして、
ズリズリズリズリ!!グチョグチョ!!
突然ぷらこは自分の顔を地面にこすりつけ始めた。
顔がえぐれ骨が見えかけている。
侑「ちょ、ちょっと何やって!」
ぷらこ「警察に捕まるくらいなら俺は死ぬうううう!!」
果林「ごめん!ごめんね!警察も弁護士も呼ばないから!だからもうやめて!」
ぷらこ「ほんとぉ?」果林「ほんとだから!ね?」
果林「…私だって警察に連絡できればもうしてるわよ。でも連絡しようとするとこうやってる自傷行為をするの。」
彼方「それは…どうしていいかわからないし怖いねぇ…」
果林「ぐすん…私どうすればいいの…こんな気持ち悪いやつとこれからずっと一緒に暮らさなきゃいけないの?私嫌よ…」
菜々(優木せつ菜)「この人の果林さんを好きだって叫びたい気持ちはわかります。でも身勝手に叫ぶのはいけないことです。昔の私みたいになります。」
エマ「果林ちゃん…」
侑「あーわかりました!ありがとうございます!待ってますね!」
歩夢「侑…ちゃん??誰に電話かけてるの??」
侑「うん、こう言う誰も頼れなくてどうしようもない時に味方してくれるすごい人を呼んだよ。」
5分後
ミズゴロー「現場ってここですか?」
彼方「ミズゴローちゃん!?」
ミズゴロー「彼方じゃないか!どう言うこと?」
ミズゴローは彼方の彼氏である。
侑「すいませんミズゴローさん。今日呼んだのは私でカクカクシカジカ。」
ミズゴロー「なるほどねそれは大事件だ。今は人が少ないからいいけど、どんどん増えてきたら大変なことになるからね。早速仕事を始めよう。」
果林「おねがい…わたしを助けて…」
ミズゴロー「任せろ。こんな気持ちが悪いやつ俺がなんとかする。」
ぷらこ「お、お前!俺の妻に気安く話しかけるな!てか気持ち悪くないけど。」
ミズゴロー「死ね!」
ぷらこ「うげ!?」
ミズゴローはぷらこに札のようなものを貼り付けた。
ぷらこ「うぁ…あ、ああ!あ!」
侑「気持ち悪いやつが吸い込まれていく。」
ミズゴロー「これは俺特製の御札でね。こうやって悪霊を吸い取ることができるのさ。」
エマ「悪霊?」
ミズゴロー「そう、やつはストーカーやその他裁判で敗訴した人間の怨霊だよ。ブロックされてもしつこく粘着する特性が出てしまって取り憑いた人間に悪さをするようになってしまったらしい。」
ぷらこ「俺のつまだねえええええ!!」
悪霊は消えてしまった。
果林「や、やった!体が軽いわ!開放されたのね!」
エマ「おめでとう果林ちゃん!!」
侑「ミズゴローさんありがとうございます!あのお代は…」
ミズゴロー「いいよいいよ、みんなかわいいしさ!俺かわいい子には優しいから。」
侑「そ、そんな…ミズゴローさんのお陰で解決したのに申し訳ないですよ。」
ミズゴロー「んー、ほんとにいらないからなぁ…」
果林「じゃあお金じゃないけど私から一つあげてもいいかしら?」
ミズゴロー「え?なになになんかくれるの?」
チュッ…
果林はミズゴローの頬にキスをした。
果林「これが大人のお礼よ。」
ミズゴロー「オーファンタスティック!」
終わり