ミズゴローの戯れ日記

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【閲覧注意】俺には変わった友達がいた その1

どうも、ミズゴローです。

 

皆さんは子供の頃変わった友達はいませんでしたか?

 

俺には中学時代に、M君と言う友達がいました。

 

当時はよくわからなかったのですが、今思えば彼はああ、持ちだなぁ…って感じの少年でした。

 

暇なので今回はM君がどう変わっていたのかお話しようと思います。

 

・道に生えてる植物や虫を食らう

 

M君とは、帰り道が一緒(M君の家は俺の通学路の途中)だったので、他の友達と一緒によく下校話ながら帰っていました。

 

中学特有のノリだと思うのですが、道端でみかけた物にあだ名をつけると言う事をよくやっていました。

 

友A「あっ、クリスマスM君!」

 

M君「うぇええ??」

 

友達B「死ね!死ね!」

 

M君「ヴァァァァア!!やめろやめろ!!俺の仲間やめろ!!」

 

クリスマスM君とは、道端によく生えてる雑草で、形がクリスマスツリーっぽいのでそう言われていた。

 

それをいつの間にやら友の間でクリスマスM君と名付けて踏みつけて遊ぶのが流行っていた。

 

最初は何も感じてなかったM君だが、自分と同じ名前の植物が蹂躙されるのが我慢できなくなったのか庇うようになっていった。

 

ミズゴロー「あ!クリスマスM君や!」

 

M君「うえええええあ!!!あ!」

 

その日の帰りもクリスマスM君を発見し、踏みつけようと発見の合図を友達に送った。

 

友A「オラっ!」

 

M君「ほわああ!!あ」ドシッ!

 

友「おいwごめん大丈夫か!」

 

とっさにM君がクリスマスM君を手で覆って庇おうとしたところ、偶然にもA君の蹴りがヒット。

 

痛がるM君を見て笑いながらもまじな心配をしていた。

 

M君「ほあっ!仲間!」ムシャムシャ

 

友達B「ええ…」

 

M君は何故かその草をかじっていた。そして

 

M君「まじ!ペッ!」

 

そして吐き出した。

 

その後クリスマスM君を見つける合図をすると守るように覆いかぶさりそして食し吐く。

 

彼は同じ名前をもつ仲間が他人に蹂躙されるくらいならば自分が優しく葬ろうとしたのである。

 

そして夏。

 

友A「セミうるさすぎる。」

 

ミズゴロー「それな。」

 

今日の帰り道は、特別セミがうるさかった。

 

友A「そう言えばM君幼稚園の頃よく虫食ってたよなwセミとか!」

 

友AとM君は幼稚園からの仲で、小学校は離れたもののその後も交流が続き、中学で再び合流と言う仲である。

 

M君「昔の話や。」

 

冷静に受け流すM君。

 

ミズゴロー「セミ捕まえてきたぞ!これやるわ。」

 

その話を聞いたミズゴローはすぐ近くの木にセミがとまっていたのを見つけて、それを捕獲。そしてM君に興味本位で手渡した。

 

M君「いや食わへんてwww」

 

そりゃそう。小学校のころの頭の悪さならばセミを食うこともまあわからんでもない。

 

だがいくら持ちとは言え彼はもう中学生、そんなことをするはずは

 

M君「うへ!あは!」ニチャニチャ

 

M君は何故か気持ちの悪い満面の笑みでセミの背中をなでまくっていた。

 

友B「うわきも。」

 

友達がそう言った瞬間。

 

M君「ひゃあ!」ぱくっ!

 

セミをくわえるM君。

 

ミズゴロー「…(嘘だろ)」

 

友A「出たあああ!!」

 

それに絶句するミズゴローと爆笑する友A。

 

M君「ひたい!ひたい!」

 

M君はセミの足で口内を傷つけられる。それにキレたのかついに

 

M君「ひゃあ!あ!あ!」パリパリ

 

セミを噛み砕いたM君。

 

M君「おえええええ!」

 

そしてすぐに吐き出すM君。

 

ミズゴロー「まじきもいから近寄らないでくれますか?」

 

ミズゴローはドン引きしたが周りは爆笑していた。

 

なんやかんやこのあと高校まで縁が続くのだが、他にも色々食ってました。

 

今日は終わり