ミズゴローの戯れ日記

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ミズゴロー「ゲイトルーラー?」

大阪日本橋カードラボにて

 

店員「査定額こう言うふうになっておりますがよろしいでしょうか?」

 

ミズゴロー「はい、オッケーす!ここにサインしたらいいんすね…はい。」

 

店員「ありがとうございます。ではレジにてお支払いしますね。」

 

ミズゴローはカードの買取をしていた。

 

ミズゴロー「いやーポケモンカード遊戯王とデュエマとあとヴァンガ…メインで使ってるデッキも全部売ったし、晴れてカードゲーマー卒業か…」

 

ミズゴロー「最近某ウイルスの影響で外に遊びに行くのもめんどうだし、周りも結婚やら子育てやら私生活で忙しい。こんな中カードやってんの俺くらいや。相手もいねえのにカード持ってるなんておかしいからな。潮時ってやつや。」

 

物心つく前から熱心なカードオタクであるミズゴローであったが、某ウイルスや周りの影響によりカードをやることがめんどくさくなっていた。

 

そしてなにより

 

ミズゴロー「あー!!これで手持ちの金できたし、部屋のスペースも空いた!!ラブライブのグッズを集めまくるぞ!!」

 

ミズゴローは虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会と言うアニメにハマっていた。

 

ミズゴロー「いやーまじ彼方ちゃん可愛すぎセックスしてぇ!!!」

 

ミズゴローがでかい声で独り言を言っていると、

 

???「ちょっといいかね!?」 

 

突然謎の少女に声をかけられた。

 

ミズゴロー「うわっびっくりした!!いきなりでかい声で話しかけてくんじゃねえよ!!」

 

???「おっと驚かせてすまない!僕はね、こう言うものなんだよ。」

 

そういうと謎の少女はミズゴローに名刺を手渡した。

 

ミズゴロー「ゲートルーラー原作者ユニ?」

 

ユニっち「そうそう、君もカードゲーマーなら一度は聞いたことあるだろう!カードキングダムを立ち上げ、そしてゲートルーラーの原作者ユニっち店長こと真行寺とは僕のことだ!」

 

ミズゴロー「はぁ…ご存知ありませんが…」

 

ユニっち「す、すこんぶ!?ま、まあカードゲーマー全てが僕のことを知っているわけではないしね!てか知らないほうが先入観なくてやりやすいし…!」

 

その少女はユニと名乗った。どうやらカードゲーマーの界隈では有名な人間らしい。

 

ミズゴロー「はぁ…」

 

池っち「ところでさっき君はこのお店でカードを売っていたようだけども?」

 

ミズゴロー「は?見てたんすか?ちょっと気持ち悪いんですが…」

 

ユニっち「うんうん、カードを売るって言うことはお金ができる!お金ができると言うことは何か別のカードに使うってこと!そんな君におすすめのカードゲームがあるんだよ!」

 

ミズゴロー「あの、勝手に話進めないで貰えます?確かにカードを買うためにカードを売ることはありましたけど今の僕はそんなキモいことにお金を使うのではなく、ラブライブと言う神聖な…」

 

ユニっち「じゃじゃん!これが今話題の新作TCG!ゲートルーラーだ!」

 

ミズゴロー「あの!さっきから!話聞いてますか?統合失調症なんですかあんたは!」

 

ユニっちはミズゴローを無視し、懐からゲートルーラーと呼ばれる謎のカードを取り出した。

 

ユニっち「このゲートルーラーの特徴はね、なんと君が今売ってきた遊戯王やデュエマが同じカードゲーム内で戦えるんだ!!」

 

ミズゴロー「へぇー、すごいね。あの俺さっき遊戯王とデュエマ売ってきたからさ、そいつらにもう興味ねんだわ。」

 

ユニっち「ちょっと待ちたまえ!遊戯王とデュエマが戦えるというのは例え話だよ例え話!」

 

ユニっち「このゲートルーラーはまさに異種格闘技!各ルーラーシステムによって適用されるルールが違うんだ!」

 

ミズゴロー「る、ルーラー…?」

 

ユニっち「君にわかりやすく説明するならヴァンガードのVサークルに置くカードみたいなものだよ。」

 

ユニっち「そしてこのルーラーによって君に適用されるルールが変わる!斬新なアイデアだろう?」

 

ミズゴロー「ほーん、話を聞く分にはなかなか面白そうだな。ん?カードにQRコードがあるけどこれは何?」

 

ユニっち「ふふふ…それはね、このQRコードを読み込めば詳しいルールについての詳細を確認できる斬新なシステムの一つだ!」

 

ミズゴロー「ほーん、てかこれトライアルデッキだよね?ルールブックとかプレイシートとかないのか?」

 

ユニっち「それはこのQRコードを読み込んで、ルール説明動画を見て貰えば簡単にわかるようになってるんだ!習うより慣れろ!すごいだろ!」

 

ミズゴロー「ええ…俺ルールブック読み込んで詳しいルールとか覚える派なんだけど…いい試みだと思うけど、動画だけじゃカバーできんところとかあるしルールブックでまとめといたほうがいいだろ。」 

 

ミズゴロー「あとプレイシートもない。確かにプレイシートはなれてくると全然使わないゴミになることは確かだ…だが新発売のカードゲームであるゲートルーラーでこれは致命的だ。てか後々人気になった場合の初心者のことを考えてなくてなぁ…ルールブックもそうだけど、紙印刷する金ないんか?」

 

ユニっち「君は否定ばかりだな!そんなんじゃこの移りゆく世界情勢についていけないぞ!」

 

ミズゴロー「は、はあ…てか話めんどくさすぎてさっきネットで色々と調べたんですけど、このゲームとあんた自身クッッソ酷評受けてんじゃねえか!ほんとに大丈夫なのか?」

 

ユニっち「君はネットの評価だけを真に受けて私とゲートルーラーを評価するのか!?触れてもいないのに!?他人の評価を元に!?そんなんじゃ君の成長は見込めないぞ!」

 

ミズゴロー「いやだって、あんたの情報だけじゃほんとに面白いかわかんないし…そりゃみんなの意見参考にするだろ。このゲートルーラー真剣部とか名前からしてゲートルーラーをやり込むって人たちの集まりなんだろうけど、めちゃくちゃ酷評されてるぞ?」

 

ユニっち「それは私のアンチのタグだよ!そんなん当てにならんわ!ほら!これを見なさい!」

 

ミズゴロー「なになに?ディスコード居酒屋?」

 

ユニっち「ほれ見なさい!ここの人たちはゲートルーラーを実際に遊んで意見をしている。見事に楽しい、面白いと言う感想ばかりだ!ゲートルーラーは面白いんだ!」

 

ミズゴロー「いや、結局これもネットの情報だし、真剣部って人たちも実際にプレイした方々がいるみたいだし、得られる情報の質同じでは?」

 

ミズゴロー「それにこの居酒屋の人たち怖いよ…ツイッターの否定意見に噛み付くし、なんかユニっちを神のように崇めてるし、まるでカルト怖いなぁ…正直真剣部さんの方がまだま…」

 

ユニっち「君はなんてことを言うんだ!そもそも……!?ねよねそ??」(クソ長いよくわからない話が展開される)

 

ミズゴロー「うるせえよ!わかったよ!確かに一度プレイしてみないとわかんねえもんな!もう一度プレイしてみたくなる面白さって話だし一回やるから!だから黙ってくれ!」

 

ユニっち「わかればいいんだよ!さあ始めようか!」

 

ミズゴロー「俺はこの名前がかっこいいナイトってやつ使わせてもらうぜ!」

 

ユニっち「じゃあ私はアプレンティスを使わせてもらおう!」

 

ユニっち「ゲートルーラーGO!」

 

続くかもしれない