ラクテ「これどうすればええねん」
ラクテが相談した男それは
ミズゴロー「えっなにいきなり時間考えてよ。」
彼はミズゴロー20代後半にして趣味がTwitterとカードの情けない男である。
ラクテは彼を信用しておりオフで遊ぶほどである。
ラクテ「ちょっと信じられへんかも知らんけど、今リーリエが画面から出てきて俺の部屋におんねん どうすればいいと思う?」
ミズゴロー「あのー、前からまともじゃないってのは知ってたけどぉーお前今度こそホントに狂った?」
ミズゴローはラクテの話を信じなかった。
当然である。例えばあなたが友達に50年前にタイムスリップしたと電話をしたらどうだろう? たちの悪いいたずらか何かと勘違いするはずである。
ラクテ「いやほんとなんやって!」
ミズゴロー「じゃあさ、証拠見せてよ証拠 てかさぁお前今月のフォロワー料二十万払ってないねんけど早くしてくれへん? 関係切るでまじで。」
ラクテ「わかったわかった証拠見せればええんやろ!ほらリーリエ仕方ないけどこっちこい!」パシャ
ラクテはリーリエとツーショットを撮りました。その画面にはバッチリリーリエが写っています。バッチリーリエ
ラクテ「ほら送るぞ」
ミズゴロー「どれどれ いやふざけとるやろ ただのお前の自撮りやんけ ほんましょうもない死ねやキモガイジ」
ラクテ「いやちょっとまてまてまて」
ミズゴローからの返信はそれからなくなりました。
ラクテ「電子機器通しても見えへんとかお前どう言うことや そもそもなんで画面からここに飛び出てきたんや」
リーリエ「理由ですか?わかりました話しましょう!」
リーリエは画面から飛び出してきた理由を話した。
ラクテがポケカでリーリエを使うと煽られるのが不憫に思ったので好きになってもらおうと思ったから。
そのためにはラクテの大好きな下の世話をしたらいいと思ったこと。
その他いろいろ
リーリエ「だからあんな大胆なことをしました。いきなりですいま」
ラクテ「いやまてまて俺はお前の肉体は好きだ 。だけど性格は嫌いだ。そんなことをしてもお前を好きにならん。」
リーリエ「そ、そんなぁ… 」
リーリエは落胆した。彼女が思い付く唯一の好きになってもらう方法を否定されたからだ。
ラクテ「なんかすまん」
リーリエ「じゃあいったい私はどうすれば!」
ラクテ「そんなこと言われても…」
気まずい沈黙が続く。その沈黙を破ったのはリーリエだった。
リーリエ「あ、あの明日遊園地、行きませんか? あ、ごめんなさいやっぱり何もないです…嫌いな人と行く遊園地なんて面白くないですよね…」
ラクテ「いや、ええぞ」
リーリエ「えっ?」
なんとラクテはリーリエの提案を快諾した。
何故だラクテ あれほど嫌っていたクソアマの誘いを何故快諾したのか。
ラクテ「(なんか俺に会うためだけにここまできたんやし、かわいそうになってきた。遊園地に行くぐらいならまあ別にいいかもしれん)」
ラクテも人の子 いくら嫌いとはいえ目の前で困っている人間を蔑ろにするのは抵抗があった。そもそも画面から出てきた女を人間扱いしていいのかわからないが。
リーリエ「だったらここ行きましょうよ!岡山ドバーランドってところ!」
ラクテ「いいね、俺も行ってみたかったんや。」
こうしてラクテとリーリエの奇妙な休日が始まるのであった。
リーリエ「あ、あのー私今日野宿になっちゃうんですけどここで寝ていいですか?」
ラクテ「いいけど俺から半径三キロ離れろ」
リーリエ「お家の外になっちゃいますよ!!」