リーリエ「あの、ミズキさんのことが好きです」
ミヅキ「えっ?それって友達としてだよね?」
ミヅキはリーリエからの突然の告白に困惑した。
リーリエ「いえ…その、恋愛対象としてす…」
ミヅキ「いやいやちょっと待ったちょっと待った!色々いきなりすぎるし、女の子同士だしそれに!」
リーリエ「困ってるみたいですね…やっぱり嫌……でしたか?」
ミヅキはリーリエの言葉を押さえるように発言したが、リーリエもそれに負けずと発言を返した。
ミヅキ「そりゃー…そうだよね…ごめんね。」
リーリエ「うっ…ぐすっ…」
ミヅキ「あっ…」
ミヅキは今にも泣き出しそうリーリエを見て申し訳なくなり、ごまかすように言った。
ミヅキ「えへへ…いやほんと突然だったしぃ…そのびっくりしてさ…嫌とかそんなじゃないよ? ほら女の子同士だし…ね…?」
ミヅキ「その…答えは待ってほしいの。」
リーリエ「はい…そのいつでも、いつでもいいのでお待ちしてます。 あなたに任せます。それでいいですか?」
ミヅキ「うん…」
ミヅキとリーリエが気まずい空気に包まれる中、草陰から甲高い声が聞こえた。
ラクテ「いーわけないやろ!!アホかほんまぁ!?クソアマ俺のミヅキちゃんに何言っとんねんボケぁ!!」
ラクテである。
ラクテはミヅキのストーカーである。
今日も日課のミヅキストーキングをしていたところ偶然にもこの事件の一部始終を目撃してしまった。
ラクテ「そもそも''ミズキ''じやなくて''ミヅキ''な?ほんま好きで告白するぐらいなら名前ぐらいちゃんと発言せえや???アホかほんま殺すぞ!!」
ラクテはミヅキが好きすぎるあまりにづとずを聞き分けるほどに耳が成長してしまっていた。
ラクテ「ほんま殺すぞ!!てか俺なにげにやばい光景見たな…これでまーんがいち!ミヅキちゃんがリーリエの告白をOKしたら心臓が爆発してまうわ!まーんがいちなんやけど。怖すぎる…とりあえず落ち着くためにあいつに相談せな!」
ラクテはとある人物に相談することにした
続く