ウルトラチャイニーズ外伝 PAKUTE らすと
アナムとパクテは海岸についた。
アナム「この船で岡山を脱出する。今や岡山はお前のナムルチアをめぐって暴動が起きている。もはや法治国家日本の面影はない。」
パクテ「な、なぁこの騒動俺がナムルチアを手放せばいいんじゃ…」
アナム「それ以上言うな!」
パチーン!
アナムはパクテの頬をひっぱたいた。
アナム「そんなことしたらチョン・ローの死が無駄になるだろうが!2度と言うな!お前とお前のナムルチアはもう一人だけのものじゃねえんだ!」
パクテ「…すまんかった。そうだよな。チョン・ローのためにも生き残るぜ!」
パクテとアナムは改めて生き残ることを決意した。
アナム「今エンジンをかけるからそこで待ってろ。」
パクテをすぐそばで待たせ、アナムはエンジンをかけようとした。が
ドカーーン!!
アナム「うおっ!!」パクテ「アナルぅー!?」
船が爆発し、アナムは大きく吹き飛ばされた。
パクテは少し離れていたので少しの被害ですんだがアナムは
パクテ「やべぇ…すごい血が出てる…」
アナム「はぁ…はぁ…だ、大丈夫だ…と、とにかく脱出するぞ。」
暴徒「はーいお二人さん!友情ごっこはそこまで!さっさとナムルチアを置いてきなw」
アナム「くっ…お前らの仕業か!姑息な真似を…」
暴徒「なに!ナムルチアを置いてけば命までは取らないように考えてやるよw考えてやるだけだけどね!」
なんと船で脱出することを読んでいた暴徒たちは先回りし船に細工をしておいたのだった。
アナム「なめるなぁっ!変態! 」
アナムは変態し、暴徒の群れに突っ込んでいった。
暴徒「ぐあっ!」「な、なんだこいつ!まだピンピンしてんじゃねえか!」
アナムは強かった。
アナム「オタクの群れが束になっても俺に勝てるわけがないだろうがぁぁぁ!」
アナムは一人、一人とオタクを殺害していった。
アナム「ぶっ殺してもぶっ殺してもぶっ殺しても!」
暴徒「くっ…やるじゃねえか!でもなぁパクテを人質にとりゃあ!」
暴徒「す、すいません!精液まみれでパクテをさわりたくありません!」
暴徒「あ!?それぐらい我慢しろよちんかすがぁ!?」
暴徒「し、しかしそれ以外にも!」
パクテ「リーリエ!」
パクテはパクテ拳により必死で抵抗していた。
アナム「やるじゃねえか!パクテ!待ってろ今すぐこいつら片付けて脱出を…ぐぁ!さっきの爆発のだ、ダメージが…」
暴徒「い、今だ!やれ!」ドスッバキッグシャァベチョ
アナム「ぐっ…うぅ…がはぁっ…うぁ…」
パクテ「アナムゥー!!」
アナムが仮面ライニダーだとしても生身の状態では爆発のダメージを回避することはできなかった。
アナムは消え行く意識の中でチョン・ローのことを思い出していた。
―回想―
チョン・ロー「なぁwみてくれやw俺の新作シャドボや!ええやろ!」
アナム「おっええやんけ!でも俺はお前の方が…」
チョン・ロー「?なんか言ったか?」
アナム「う、うるせえ!ばか野郎!」
チョン・ロー「?変なやつやな」
アナム「(今日も告白できなかった…)」
―回想終わり―
アナム「俺はチョン・ローを愛していた。誰よりもあいつのことが好きだった。でもあいつはもういない。だからせめてあいつが命を懸けて守ろうとしたナムルチアとパクテを…」
アナム「ぱ、パクデェ…に、にげ…」グシャァ
パクテの目の前でアナムはただの肉片と成り果てた。
パクテ「あ、ああ…あああ…うっ…げほっげほっ…おぇ」ジョババ
目の前で友が殺されたショックで失禁と嘔吐を繰り返した。
暴徒「アヒャヒャヒャ!さっさとお前がナムルチアを手放してりゃ友達もこんな姿にならずに済んだのによぉ! 次はお前の番だ。」
パクテ「…」
暴徒「ショックで何も言えなくなったか。」
パクテはショックにより放心状態に陥った。
暴徒「反応がないとつまらんな。ナムルチアだけ奪ってさっさと殺せ!」
暴徒がパクテにとどめをさそうとしたとき
暴徒「お、沖から何か来るぞ!」
暴徒が何かに気がついた途端
ドカーーン!!
暴徒「な、なんだ!」
??「ほーずいぶんと派手にやってくれたねぇー」
チョン・ゾク「これはお仕置きしないとなぁ?」
チョン・ゾクとはチームサティスファクションのリーダーであり、九州の一帯を仕切る男である。
チョン・ゾク「ナムウマを大量所持した遺体がうち上がったこと、アナムに連絡が取れないから怪しいと思ったらこんなことしてたんだねぇ」
暴徒「こ、こいつ」
チョン・ゾク「ひっく…」
暴徒「な、なんだ酔っぱらいかよwびびらせんな死ね!」
チョン・ゾク「死ぬのはお前だよ」
暴徒「な、」ぐしゃ!
チョン・ゾク「脆いねぇ…」
チョン・ゾク 強い。
暴徒「かこえかこえ!みんなで倒すんだ!」
チョン・ゾクは回りを暴徒に囲まれた。
暴徒「これなら逃げられ…うがっ!」
チョン・ゾク「甘いねぇ」
暴徒「何をした!なんで仲間が勝手に倒れて!うあっ!」
チョン・ゾク「ミストアルコール知らないのかい?」
身体中がアルコールでできており汗すらアルコールなのである。
そして常にアルコールを摂取しているためチョン・ゾクの体温は常人のそれを逸している。
そのため汗が蒸発するスピードが半端ではなく、周りをアルコールの霧で染める。それがミストアルコールである。
暴徒「ふん!雑魚どもめ!この程度のアルコール屁でもないわ!」
チョン・ゾク「おーおー随分と粋のいい男だねぇ」
暴徒「この程度のアルコールで中毒起こすような雑魚とは違うんでな。それに周りを見ろ他にも俺みたいなやつはいるみたいだ」
暴徒「「「…」」」
チョン・ゾクのミストアルコールに耐えた暴徒たちはざっと200人。
パクテ「チョ、チョン・ゾク…もういいやめてくれ」
チョン・ゾク「パクテェまあまかせときなさい。」
チョン・ゾク「お前らばずったこと?あるか?」
暴徒「は?」
チョン・ゾク「ばずったことあるかってきいてんだよ!!」
暴徒「あついいいいい!!」メラメラ
暴徒とチョン・ゾクは炎に包まれた。
秘技ばすりである。
チョン・ゾクはTwitterでオタクを煽り、炎上する。その熱と酒の力で上がった体温を利用してミストアルコールを引火させることにより周りごともやしつくすわざである。
パクテ「チョン・ゾク!?お前ごともえてんじゃねーか!?」
チョン・ゾク「安心しろこの程度のばずり慣れている。さあ逃げるぞ」
チョン・ゾクは度重なるばずりに耐えたためこの程度の炎ではどうじないのだ。
こうしてチョン・ゾクの活躍により暴徒からパクテは逃げることができた。
いやチョン・ゾクだけではない。
アナム、チョン・ローの力あってこそである。
数年後。
パクテは結婚していた。
リーリエ「こら!あなたたち!イタズラはまめなさい!」
パクテ「ははは!まあいいじゃないか!」
パクテはあのあとナムルチアを全て売り、そのお金を使って企業を立ち上げ成功した。
今では好きでもない戦略婚の女と結婚をするよくあるパターンの生活を送り貧しい子供たちの支援をしている。
パクテ「なぁお前ら。俺は今幸せだ。それもこれもお前たちのお陰さ。ありがとうな。」
パクテが感謝しているとリーリエが呼び掛けてきた。
リーリエ「さあ!あなた子供たちをつれてでかけましょう!」
パクテ「ああ!すまんすまん約束だったな!」
パクテ「さあいくぞ!満足!アナウォ!てんろー!」
飽きた