ミズゴローの戯れ日記

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バイト先の店内放送を切り忘れた話

どうも、ミズゴローです。

 

昔酒屋でアルバイトをしていたときの話です。

 

その日ミズゴローは朝から夜までフルタイムでシフトを入れられ、とても機嫌が悪かった。

 

と言うのも自分から入りたくて入れたわけではなく、店長にその日は当時やってたカードゲームの新作が発売されるので、俺は入りたくないと説明していたのにガン無視されてシフトをフルタイムで入れられ、代わりの人員も見つけられず、出なければいけなくなったからです。

 

 

もともとシフトを伝えたのにその通りに入れてくれなかったり、その勝手に決められたシフトにミズゴローが入れない場合の代わりの人間探しをミズゴロー自身にやらせたり、不満が重なり、やめる意思を見せると給料を上げるからもう少しいてと言われ、永遠に上げなかったりとミズゴローはそのバイト先にめちゃくちゃ不満を抱えていました。

 

その日は腹いせに仮病を使い、30分ごとにトイレに駆け込み携帯をいじり、脳内で文句をたらすと言うふざけた真似をしていました。

 

そんなこんなしてると昼休憩がやってきました。

 

そのバイト先では昼休憩は一人ずつ入り、一人が終わればまた次の人が入ると言うシステムです。

 

 

バイト先の先輩「今日ミズゴローちゃん体調悪そうだし、先にはいりなよ。」

 

先輩のささやかな気遣いが仮病を使っているミズゴローの心に刺さる。

 

ミズゴロー「しゃっす。お先失礼します。」ソソクサー

 

先輩「めっちゃ元気やん草。」

 

ミズゴローは仮病だと言うことを忘れてダッシュで休憩に向かう。

 

バイト先で適当にカップ麺を購入し、それを食するミズゴロー。

 

休憩室は休憩室なのに何故かほぼ野ざらしであり、夏場なのでめちゃくちゃ暑かった。

 

ミズゴローは休憩室を脱出してエアコンの効いた事務室へ向かった。

 

やはり、夏場はエアコンがガンガン効いてる場所で休むのが最高や。

 

事務室で仲のいい先輩と談笑していると、

 

なんかよくわからん偉いやつ「ちょっと店長呼んでくれへんか?」

 

なんかよくわからん偉いやつが店長を呼び出してほしいと言ってきた。

 

事務室にいた先輩が店長を呼び出す。

 

店長を呼び出すのに使うのは店内放送。デパートとかによくあるお客様のお呼びだしですみたいなやつ。

 

その酒屋はそこそこ敷地が広かったので、よく店内放送を使っていた。

 

レジの応援や、なんか商品に詳しい店員を呼ぶのとかによく使われていた。

 

店内放送を使い店長を呼ぶとすぐに店長がきた。

 

くそ店長しね。

 

どうやら偉い人と会話するようで、売り場の方に移動した。

 

ミズゴローと先輩だけが取り残された。

 

ミズゴローとその先輩は仲が良かったので、偉い人もいなくなったので談笑をした。

 

くそくだらない話をして、ミズゴローは調子に乗って下ネタを叫び始めた。

 

売り場は事務所から少し遠く、謎の音楽をかけているので、いつもなら全く聞こえないからである。

 

ミズゴロー「まんげ!ちんげ!けつげ!セックス!」

 

先輩「ガハハハハw」

 

近所のクソガキかお前ら。

 

ついでに鬱憤がたまっていたので店長の悪口も言うミズゴロー

 

ミズゴロー「あのハゲ絶対インポテンツっしょ?」

 

先輩「ガハハハハw」

 

鬼の居ぬ間になんたらである。

 

その時突然事務所のドアが勢いよく開かれる。

 

店長「お前らなにしとんねん!!!」

 

突然でかい声をだしてきたハゲにびびるミズゴロー。

 

ミズゴロー「えっ?店長いきなりなんすか?」

 

さっきまで悪口を言っていたとは思えない。

 

店長「お前ら店内放送でしょうもない下ネタとか悪口流しとんちゃうぞ!!」

 

ミズゴロー&先輩「え?」

 

どうやらさっき店長を呼び出した時に使っていた店内放送を切り忘れたらしく、でかい声で下ネタや、店長の悪口の言っていたので、マイクがそれを広い売り場に流していたようである。

 

店内に流れるちんげ!まんげ!けつげ!セックス!や店長インポテンツやろを想像して少し笑う。

 

店長「なに笑とんねん。」

 

ミズゴローと先輩はその日めちゃくちゃ怒られた。

 

これが原因かわからないが後にミズゴローは月始めにバイトをバックれ、給料をここに取りに行ったらしい。

 

そしてそれが原因かわからないが、最近バイト先を見に行ったらよく分からないうどん屋になっていた。悲しいなぁ。