ミズゴローの戯れ日記

Twitterは @suirenchan__

ラクテ「リーリエは嫌いだ」

こうして次の日ラクテとリーリエはドバーランドで待ち合わせをした。

 

ラクテ「あいつ遅すぎやろ。まじできもい上に俺を待たせるとかごみやな。」

 

ラクテは嫌いな女とは言え、初めての女とのデートで張り切ってしまい集合時間よりも二時間早くきてしまったのだ。 彼女が来ていないのは当然である。

 

ラクテ「まあ時間もあるしちょっと待つか。」

 

一時間後

 

リーリエ「えっ!?ラクテさん待ち合わせの一時間前ですよ!?どうしてこんな早くきたんですか!?」

 

ラクテ「いやお前遅いぞコラ 遅刻はゴミやぞゴミって俺が早かったんかーい」

 

ラクテとリーリエの他愛もない会話。しかし、ラクテ我に帰る

 

ラクテ「いやふざけんな!俺はお前が嫌いなんだよ!勘違いするなや!」

 

リーリエ「ひえーん(T0T)」

 

見知らぬ通行人「なんやあいつ一人で叫んでるぞ」「ママーあの人一人で叫んでるー」「やめなさい!関わったらいけません!」

 

そう、リーリエはラクテ以外には見えないのである。 

 

ただの一人で叫ぶ気持ち悪いオタクに周りは騒然とする。

 

ふとラクテはリーリエの服に目をやった。なんとガンバリーリエバージョンに変わっていたのだ。

 

ラクテ「(こいつ嫌いやけどやっぱ見た目はかわいいしエロいな)」

 

ラクテはリーリエを見て思わず勃起した。

 

リーリエ「ちょっとラクテさん!私を見て勃起するなんてやっぱり…」

 

ラクテ「勘違いするな!俺はただお前の格好がエロかったから勃起しただけで、お前が好きとかそんなじゃねーよバーカ!」

 

見知らぬ通行人「やっぱあいつ警察に通報したほうがいいっしょー」「勃起とかデカイ声で言っててきもい」「しね」

 

こうしてラクテとリーリエは遊園地を回った。

 

ラクテ「ジェットコースター二人で」

 

バイト「えっ?どう見てもお一人ですが?

 

ラクテ「俺は客やぞ!言うとおりにしろや!それにちゃんと二人居るんや!ふざけんな!」

 

バイト「とっ、とりあえず二人でお通しします…」

 

一時間後

 ラクテ「なんでリーリエと同じ座席なんや!二人言うたやろ!」

 

ラクテとリーリエは二人で一人分の座席に乗せられた。

 

リーリエ「まあまあ私はあなた以外には見えないらしいので仕方ないですよ!」

 

ラクテ「きもいきつい離れてくれまじで」トリハダブワー

 

そんな二人を乗せたままジェットコースターはスタートした。

 

新道でラクテが勃起してリーリエの膣に先っぽが入ったのはまた別のお話。

 

リーリエ「次は観覧車! カップルで行くと通常一人1000円が20円らしいですよ!お得です!」

 

ラクテ「お前とカップルとか嘘でもいややが」

 

リーリエ「そんなぁ!ひどいです!」プンプン

 

 

バイト2「いやいやカップルとか言われましても、お兄さん明らかにお一人じゃないですかー 無茶言わないでくださいよ!」

 

ラクテ「うるせーゴミしね!ここにほんまにおんねん!」

 

ラクテはごり押しでカップル料金で乗車した。

 

リーリエ「うわー高いですねー!」

 

ラクテ「……」

 

リーリエ「ラクテさん!?」

 

ラクテはリーリエと同じ空間に閉じ込められるストレスで気絶していた。

 

リーリエ「お次はご飯です!」

 

ラクテ「死にたい」

 

バイト3「いやお客様!?あなたさっきからお一人なのに二人とごり押す人ですよね?ごり押すとかDMPか?」

 

ラクテ「うるせえ!!」ボロン

 

バイト3「あああ」ケツアナホリホリ

 

リーリエ「おいしー」ラクテ「おいしくねー!!」

 

こうしてラクテとリーリエは楽しい時間を満喫した。

 

リーリエ「私と楽しい時間を過ごして好きになってくれましたか?」

 

リーリエがラクテの顔を除きこむ。

 

ラクテ「いや全然だが?」

 

ラクテは即その質問を否定した。

 

リーリエ「そ、そんなぁ…」リーリエは落胆する。

 

ラクテ「言ってるやん俺はお前の性格が嫌いなの お前のすぐ人に頼るくせに…」

 

?「たいへんだーだれかーたすけてー」

 

 

突然誰かの助けを求める声が聞こえた。

 

リーリエ「ラクテさん行ってみましょう!」

 

ラクテ「ちょっとちょっ」

 

ラクテはリーリエに手を引っ張られた。

 

声のしたところに行ってみると

 

通行人「猫が木から降りられないんだ!」

 

ラクテ「な、なにー」

 

なんと猫が木から降りられなくなっていた。

 

ラクテ「こりゃ助けるにしても高すぎる。下手に刺激を与えてビックリさせるより助けを待った方が…」

 

リーリエ「私行きます!」

 

ラクテの状況把握が終わる前にリーリエは飛び出していた

 

 

リーリエ「私が助けなきゃ…」

 

ラクテ「おいやめろ!危ないだろ!」

 

ラクテはリーリエを止めようとするが彼女は耳を貸さない

 

リーリエ「ラクテさんは言いましたよね。お前は主人公を使いっぱしりにするクズだって 自分で解決する力もないくせに何がガンバリーリエだって 性格が嫌いだって」

 

ラクテ「お前…」

 

リーリエはラクテにTwitterで言われていたことを気にしていた。

きっとこれを直せばすかれると思っていた。

 

リーリエ「だから決めたんです!私は一人でどんな困難も解決するって だからこの猫ちゃんを助けたら」

 

ラクテ「リーリエもういい!危ないだろ!もうお前のことを嫌いなんて言わない 言わないから頼む!こんな危ないことはよせ!」

 

リーリエ「ごめんなさい これだけは嫌われてもやりとげます!がんばリーリエ!」

 

そしてリーリエは見事木を登りきり猫を抱き上げた。

 

リーリエ「やった!たすけたぁっ!」

 

嬉しさからか油断したリーリエは木から転落した。

 

リーリエ「きゃあ!!」

 

ラクテ「リーリエ!リーリエは俺が守る!」

 

ラクテはそう言うとキリトのごとくリーリエをキャッチし猫もリーリエも助けた。

 

通行人「なんか猫が勝手に浮いてあのキモオタのところに飛んでったぞ!」「独りごときもすぎる!」「オオウ!ディスイズハンドパワーデース!」

 

リーリエ「ありがとうラクテさん…私好きになってもらえましたか?」

 

ラクテ「ああもうお前を嫌いなんて言わない よくがんばったなリーリエ」

 

その夜

 

ラクテ「なんかすまんかったな 今までお前のことを勘違いしてた。 他人に任せるだけのクソアマだって。 でもこれからは違う。いっしょに、いっしょにやり直してくれるかリーリエ」

 

リーリエ「……!」

 

ラクテ「おいおいリーリエ、感極ったか?声が震えて…」

 

 

ラクテがリーリエの方を見ると

 

ラクテ「リーリエ…どうして体が透けてるんだ…」

 

リーリエの体から光が漏れだし、更に半透明になっていたのだ。

 

リーリエ「ごめんなさいラクテさん…私がここにいられるのはここまでのようです。私約束してたんです。ポケモンの神増田様にお前が現世に入れるのは2日ぐらいだって それが過ぎたら強制帰還だって…」

 

ラクテ「そんな…やだやだやだやだやだよ!折角解り合えたのに!そんな…酷いじゃないか!これで終わりだって言うのか!」

 

リーリエ「ごめんなさい…ごめんなさい…」

 

ラクテ「いやだ!リーリエ!」

 

ラクテは今にも消えそうなリーリエを抱きしめ、口づけをした。

 

リーリエ「ふふ…今度はラクテさんからやってくれましたね 私嬉しいですよ!」

 

ラクテ「リーリエ…やっぱりお前は嫌いだ…大嫌いだ…このクソアマが…」

 

リーリエ「もうラクテさんはほんとひどい人ですね…」

 

ラクテ「ほんとだよ…」

 

この言葉を最後にリーリエは光になって消えたのだった。

 

数日後Twitter

 

ラクテ「ほんまリーリエとか言うクソアマ嫌いやわしねやー」

 

フォロワー「やっぱラクテおもろいわ!」

 

いつもと変わらない日常が戻っていた。

 

フォロワー「ラクテのリーリエバカにするやつおもろい!これからも続けてくれや!」

 

ラクテ「当たり前やろ!これからも一生続けてくわあんなゴミ女嫌いやからな!」

 

 

ラクテ「(俺をその気にさせたままかってに消えちまう女なんて大嫌いだ…)」

 

 

てんろー「あれ?ラクテのデッキのリーリエSRになってへん?」

 

ラクテ「いや!ノーマルのリーリエださいからこっち入れるやろ!」

 

ラクテのデッキのリーリエSRは美しく輝いていた。

 

あの日のリーリエの笑顔のように…

 

 

終わり

 

ミズゴロー「今日はあやねでしこるぞ!」

 

スイレン「さくらあやねでしこるとEDになるらしいです」

 

ミズゴロー「えっ?なにこれ」

 

スイレン「まあ嘘なんですけど」

 

ほんとに終わり